台湾生活に慣れてしまった駐在員が日本へ帰りたくない本当の理由

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台湾の住んでいた頃、日本からの駐在員の人との交流を持つことができましたた。

仕事柄製造業に携わる人と知り合うことが多かったのですが、そんな出会った人から台湾についての話が出ると決まって台湾に心底ハマってしまった人が多かったのです。

時には帰国の辞令が出たのと同時に会社を辞めて、台湾に住み始めた人にも多く知り合うことができました。

理由は人それぞれ少しずつ違うのですが、色々聞いているといくつかの共通点が見えてきました。

そして、今、日本に住んでいるからこそ、当時沢山の日本人駐在員が口にしていた意味がよく分かるようになりました。

今回はそんな駐在員が台湾を離れたたくない本当の理由を書いてみたいと思います。

なんと言っても物価が安いものが多い


色々なポジション、収入で日本から駐在員として来る人がいますが、日本での生活コストから考えれば圧倒的に安く済んでしまうのが台湾。

ワンコイン弁当を探しながら生活していた日本での生活を考えると、50-100元で済んでしまう物価の安さは給与は上がっていないのに、相対的に台湾では高所得者となれるのです。

また企業にもよるとは思いますが、駐在員用のマンションは企業が手配してくれる所もあるでしょうから、住居費用がかからないという方もいるでしょう。

そういった意味では物価が安い=生活が楽になるので日本に帰りたくないという理由に繋がっているのでしょう。

親日家が多く、なにかと親切にされることが多い


もちろん、安全や安心が確保されないところでの生活はストレスも溜まりやすいでしょうから、生活環境も一つの重要なポイントとなります。

その点、台湾は世界の中でも恐らく一番日本(人)の事を好意的に捉えてくれているのではないでしょうか。少なくとも、私は今まで台湾で日本人であることが理由で不愉快な思いをしたことは一度もありませんでした。

日本では、周りの人から日本人だからといって親切にされたり、声をかけてもらったりという事は当たり前ですが無いですよね。

台湾では良くも悪くも外国人である日本人は目立ってしまいます。台湾現地の人と間違われる程同化している日本人も多くいるのも事実ですが、大抵は服装や身なりで直ぐに日本人だと分ってしまいます。

道に迷っても、何か困っている事でも日本人だとわかると皆が競うようにサポートしてくれるような雰囲気が台湾にあります。

ポジティブな環境に影響受けて、何事にも前向きになる

最近、日本では残業時間の問題や、ハッピーフライデーの導入などの議論が持ち上がっていますが、体感的には日本人と台湾人の仕事に対する考え方の根本が違うような気がしています。

私が住んでいた台中市では台北に較べて、地下鉄がなく、公共の便がそれほど便利では無いので、出勤や通学はスクーターや車が当たり前。

日本の都心部は電車通勤1時間〜2時間までは当たり前ですよね。

ある時、台湾人の友人が会社を辞めたと聞いて、その理由を尋ねたことがありました。なんとその理由は会社が自宅までの通勤時間が長くなり、引っ越さなければならなくなったからとのこと。

特段引っ越せない理由があるわけでもなく、独身男性でしたし、まだ若いので多少の異動は仕方がないかと思うのが日本人の一般的な感覚だと思ったのですが、彼はそれまでスクーターで30分程度のところにあるオフィスまで通っていたのですが、会社の移転先がスクーターで1時間の通勤時間がかかるから辞職したとあっさりと答えたのでした。

むしろ、遠くなるのであれば他の企業に勤めれば良いというのが彼の意見で、その判断基準もあまりにもあっさりとしすぎて何も言えなかったことを覚えています。

また、台湾の人は複数転職する事に全くといって抵抗が無いようにも感じますし、さらに、いずれ独立して起業しようと考えている人が日本人に較べて多いというも、今の閉塞感が漂う日本の社会よりも自由な選択肢が許容されている様な気がします。

そんな彼らの言動を間近に感じた日本人は、人にもよるかと思いますが触発されて辞職後台湾で起業する人が多いというもの頷けます。

日本語でもある程度、生活が出来てしまう


そして、外国であるにも関わらず日本語がこれだけ通じる場所もないと思いますが、その中でも多くの日本人が住む台北は日本語が至る所で聞こえてくるくらい日本語が飛び交っています。

もちろん、企業内には日本語ができるスタッフが数人いたりなど、私も台湾企業訪問した時にはそういった従業員を多数みかけました。

もちろん、ローカルの人が話す言葉を使うことで、もっと親交を深めることが出来ますし、台湾の事を深く知ることができるようになるのは言うまでもありませんが、駐在員として来る人にとって語学の心配が他の国に較べても圧倒的にしなくても良いのが台湾です。

日本製品の大抵は台湾で入手できる

海外で生活していると、徐々に日本の味が恋しくなってきます。例えば私の場合はヨーロッパやアメリカに3日もいると白米や味噌汁にラーメンが特に恋しくなります。。。

もちろん海外でも日本食料理店や運がよければ日本の食材を販売しているスーパーがある街もありますが、大抵は高級で気軽に手が出ないような値段で販売されているのが通常です。

仮に入手が出来たとしても品揃えが少なかったり、自分の好みの物がなかったりと海外ですから仕方がないのですが、やはり日本食が食べたい!という気持ちが徐々に強くなってきてしまいます。

ところが台湾に住んでいると、まず台湾で普段食べるものが日本人にも受け入れられやすい料理が多いというのもあり、比較的日本食への欲求がそれ程強くならないのも事実です。

しかも台湾では日本の食材の多くが店頭で購入することが出来るので、ほぼ日本で生活するときと同じものを揃えることが簡単にできます。

日系のデパートはもちろん沢山ありますし、ローカルのスーパーでも日本の基本となる様な調味料や食材を大抵は購入できたりします。

どこか懐かしい雰囲気が漂う台湾


私の様に田舎者には特に強く感じてしまうかもしれませんが、都会である台北でもちょっと外れると、昔あった昭和時代のような雰囲気の路地に遭遇できるというのも、特に40歳代以上の人間には人気がある理由のひとつかもしれません。

台北101などは都会的なシンボルの一つですが、街には日本統治下時代の建物が整備され使われていたり、夜市へ足を運べば、どこか神社の縁日を思い起こさてくれるような懐かしい風景が入り混じっているのが台湾です。

やっぱり食事が日本人の味覚に合うのは大きい

ここ数年の台湾ブームもあり、台湾料理やスイーツは多くの人に好まれていますが、それでも知られていない沢山のローカルフードがあります。

その殆どが日本人にも親しみやすいというのが台湾が日本人に人気である理由の一つでもあると思います。

しかも手軽な値段で24時間食べることに困らないというのも台湾ならではの特徴です。

日本ではあまりありませんが、台湾では夜中から朝方までしか開店していないようなお店や、もちろん日中しか空いていないお店などもあって、有名店となるとその時間帯は多くの人が行列を作っていたりします。

配達やテイクアウト、イートインも沢山あって共働きが普通の台湾では朝食から夕食まで外食なんて事も当たり前だったりします。

賃貸住宅にはキッチンが付いていないもの物件もあるくらいです。

我家も自宅で料理をつくって食べる時は友人を招いてパーティーをする以外はほぼ外食でした。

最後のまとめ

台湾で出会った駐在員の方の話と、自分が感じたことをまとめてみましたが、多くの駐在員が台湾から離れたくないという人が本当に多くいました。

という私は当時駐在員としてではなく、現地採用のローカルスタッフとして働いていたので少し見え方・感じ方が違うのですが、それでも日本人駐在員にとって台湾が観光だけでなくで仕事の環境面も含めて台湾にハマってしまう要素がたっぷりあるんだなと感じました。

機会があれば、台湾人の奥さんがいる我家という少し違っ視点での台湾生活と日本生活の違いもいずれ記事にしてみたいと思います。

これから駐在予定の方は是非台湾生活を楽しんで欲しいと思います。

それでは今日はこの辺りで。

最後までお付き合いありがとうございました。

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6 件のコメント

      • 11月から約90日台北に滞在してラーメン屋でバイトしたいと思っています。
        向こうの時給や雇用制度で日本との大きな違いはあるものでしょうか。

        • 返信が遅くなり申し訳ありません。
          スパムメールボックスに埋もれていました。。。

          さて台灣でのアルバイトですが、雇用制度に関しては私はあまり詳しくは理解していないのでご説明は避けますが、時給は日本とは大きな隔たりがあります。
          職種にもよると思いますし、また台北と台中でも違いがあるかと思いますが、総じて日本の時給とは大きな隔たりがり、非常に安いです。

          でも、時給目的ではなく別の目標や目的があるのだろう勝手に推察しますが、きっと良い思い出や経験になるのではないでしょうか。

          是非頑張ってください!

  • 駐在員さんと自腹切って台湾に来た人では感じ方が違うんだなあと思いました。私から言わせれば台湾、特に台北の物価は、台湾で得た収入と支出のバランスを見れば東京と大差ないです。
    日本と同じ美味しい和食なんて滅多に食べられないですね。日本とついたものは基本何でも高いです。なので台湾人と同じ露店や屋台のご飯食べてます。食べ飽きました、、、。
    どこへ行っても日本人はみんな金持ちだと思われていて、毎回「日本人だからお金持ってるでしょう?」と言われ、高い金額をふっかけられるのも困ります。
    物価が高い以外は、概ね満足してますけどね。

    • そうですよね。物価もそうでしたが、車や住宅も日本に較べてその品質やサービスを比べると日本よりも高かったように記憶しています。
      当時は日本人と気づかれたくなくて、出来るだけ日本語は話さないようにしたり、目立たない服装を選んで着ていました(笑) 
      日本に住む現在、不思議と当時好んだ露店の食事が恋しくなっているのも事実です。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    台湾自由人

    台湾人の奥さんとの結婚を機に台湾の台中にて生活をした後、家族揃って日本に移住。現在、神奈川県の湘南にてのんびりとした普段の生活と、台湾について主に綴ってます。更新頻度は不定期ですが備忘録も兼ねて綴っています。詳しいプロフィールこちらも見てください!http://freenist.com/profile