ペットの海外引越!日本にペットを連れて帰るのは半年前以上から(引越準備編)

スポンサーリンク

日本への引越準備も進み、荷物も搬出されたので家の中はスカスカになっています。

いよいよ最終段階というところなのですが、実は同時に手続きをしているのが我家の一員である太郎(猫)の引越準備です。犬や他の動物、送られる地域によっても必要な手続き内容が違ってくるのでご注意ください。

ペットの海外引越(台湾→日本)の手続きは農林水産省動物検疫所のホームページで詳細に説明が掲載されていますし、逐次最新の情報が掲載されています。日本への引越が決まったら公式情報を元に、経験談としてこの本ブログを参考にして頂ければ嬉しいです。

全体のスケジュールは動物検疫所が作成しているスケジュールがわかりやすいです。

また今回の送付元となる台湾でも手続きが必要なのでご注意ください。台湾政府への申請方法は下記の「血清の輸出には台湾政府の輸出動物産品検疫証明書の入手が必要」を参照ください。

予防接種をしていない猫を台湾から日本へ最短で輸出する準備と手続きをコンセプトとして、また動物検疫所や関連機関ページでは少し分かりにくかったところを重点的に掲載しています。

どこから日本へ送るのかで手続きが違う

まずはどの地域から日本へ送るのかによって手続きが違います。指定地域というのは狂犬病が無いと認められた地域で、現在(2016年1月現在)は下記の6地域が指定地域となっています、当然、指定地域外からの輸入より若干ではありますが手続きが簡易となります。

地域
台湾は残念ながら指定地域外です。

狂犬病の予防注射は二回接種が基本、同時にマイクロチップ埋め込む

太郎はまだ狂犬病の予防接種を受けていなかったので、下記の輸入手続きの手引書にある通りに第一回目の狂犬病予防接種と同日処置が認められているのでマイクロチップも動物病院で埋め込んで貰いました。

推奨マイクロチップ規格

ISO 規格のマイクロチップ(番号が数字のみで15桁のもの) 

詳細は下記の手引書にて最新情報を確認くださいね。(下記は2015年12月更新版)

輸入手続の手引書(指定地域以外)

ちなみに生後約3ヶ月以上経過していないと輸入できません(91日齢)

二回目の予防接種と血清採取をして指定検査施設にて抗体検査をする必要があります。一回目の接種から30日以上あけて接種を受ける必要がありますが、抗体検査用の血清採取は二回目接種と同じ日でも問題ありません。

そしてこの血清採取日(採取日を含めて)から180日以上が待機期間といって日本で飼い主が受け取ることができません。180日よりも前に到着すると空港施設で規定日数まで待たなければならないのです。

なのでこの血清を少しでも早く送ることが、日本で早く受け取るための重要なポイントとなります。

手続きはこのステップあたりから少しずつ煩雑になって来ます。特に血清採取したあと指定検査施設に送って検査証明書を準備してもらう必要がるのですが、私は台湾からですので近い日本の指定検査施設に血清を送ることにしました。

指定検査施設は動物検疫所のサイトに各国の指定施設が紹介されています。

血清採取そして血清の日本への輸送

実はこの血清採取とその後日本への輸送ステップで作業が一気に増えます。

そもそも血清の必要量とその送付に必要な容器、必要書類を全て用意しなければなりません。今回私がお願いした国内の指定施設は、横浜にある一般財団法人生物科学安全研究所(RIAS)というところでお願いしました。

事前に台湾から電話で不明点などを数度確認させてもらいましたが、とても丁寧に教えもらい対応もとてもスムーズでした。

RIASに指定の狂犬病抗体検査証明書 (兼申請書)に記載した書類、そして輸出動物産品検疫証明書と血清を三重梱包にて台湾から日本へEMSにて送付しました。輸出動物産品検疫証明書に関しては後ほど説明します。

RIASの必要書類には獣医のサインも必要となるので動物病院にて書いてもらう必要があります。フォームは日本語と英語と両方用意してくれているのですが、担当してもらった獣医さんはあまり英語が得意では無かったようで、合わせて持参していた日本語のフォーム照らし合わせながら見ていました(漢字で大体のことが予測ができるそうです)。

RIASの指定申請用紙には下記の様な注意点があります。

1.動物1匹につき1枚の本書類を使用して下さい。「動物種」欄は該当する□にレ印を付けて下さい。
2.血清(血漿不可)は最低1mLを準備し、血清のラベルに動物のマイクロチップ番号を明確に標記して下さい。
3.血清は三重包装(下記アドレス参照)をし、必ず本書類を同封し、保冷剤を入れて送ってください。 (http://www.maff.go.jp/aqs/animal/dog/packing.html
4.血清の送付は国際宅急便(例:EMS)をご利用下さい。
5.獣医師のサインがない場合は証明書が発行できません。必ず獣医師にサインをしてもらって下さい。

実はこの血清1mLというのは、我慢強い我家の太郎でもかなりしんどい接種量でした。実際、今まで太郎に噛まれたことのない私が、採取中に痛さのあまり私に噛み付いたぐらいです。獣医も1mLは多いなぁとびっくりしていましたが、せっかく採取して送っても必要量が無いため検査が出来ません!となるのだけは太郎の為にも避けたかったので、心を鬼にして採血をしたのでした(涙)

IMG_1698
これがまさに太郎の血と涙の結晶です。。。

摂取した血清を今度は日本へ送る準備をします。

申請用紙に記載されているように

血清は三重包装(下記アドレス参照)をし、必ず本書類を同封し、保冷剤を入れて送ってください。

とあるのですが、具体的にはリンク先の様な梱包例を参考にしました。

梱包例
我家で利用したのは

一次容器:動物病院で提供されたもの(念のため一時容器をコットンと一緒にジップロックなどの密閉できる袋に入れました)

二次容器:食品などを入れるタッパーに保冷剤を同梱

梱包
三次容器:郵便局で購入したダンボール箱に指定申請用紙と台湾政府から入手した輸出動物産品検疫証明書を同梱、何か依頼事項などがある場合には別途手紙も同梱します。緩衝材は適当な物が見当たらなかったので郵便局で貰った古新聞を活用しました。

ダンボール
添付書類
我家はとりあえずこんな形で送付したのですが、もし心配なようであれば検査容器(一次、二次)は検査機関に費用(商品代および送料)を支払えば送付してくれるそうです。詳しくは生物科学安全研究所のホームページを参照ください。

血清の輸出には台湾政府の輸出動物産品検疫証明書の入手が必要

輸出動物産品検疫証明書は血清を送る前段階から行政院農業委員会動植物防疫検疫局に問い合わせをし、猫の血清を送るための輸出申請をしたい旨伝え、指定申請用紙をメール等で入手する必要があります。発行時間はスムーズにいけば1週間程度で郵送されてきます。この申請は台中では出来ず台北本局に連絡する必要がありました。

郵送されてきた書類を持って、台中の分局にて最終的な証明書を発行してもらいます。

行政院農業委員会
台中分局では血清の輸出手続きだけでなく、太郎の輸出に係る全般的な相談も丁寧に教えてくれますので不明点などがあればこちらで確認出来ることも多いかと思います。

我家は太郎の引越し手続きに入るときに最初に相談に来たのはこの台中分局で、手続きのステップや流れなどが書かれたマニュアル(中文)を貰い手続きを開始しました。

行政院農業委員会動植物防疫検疫局台中分局

地址:402臺中市南區國光路250號動植物防疫檢疫大樓
電話:(04)2285-0198 傳真:(04)2285-8147
E-Mail: tcbaphiq@mail.tcbaphiq.gov.tw


まとめ

  • 海外から日本へ引越しが決まったら早急に各地の動植物防疫検疫局に相談する
  • 最低でも180日以上前から準備が必要
  • 狂犬病ワクチンは常日頃から受けておく(引越しする可能性があるのであれば)
  • 180日間のペットの飼育をどうするか考えておく(我家は嫁の実家に預けることにしています)
手間暇が想像以上にかかりますが、やはり家族の一員である太郎をどうしても連れて帰りたかったので、太郎にもかなり痛い思いをさせてしまいましたが、ここは頑張って日本で一緒に生活できるように進めていきたいと思います。

太郎の受け取りは約半年後(涙)それまでに何度か台湾に戻ってきて会いに来ようと思っています。その手続はまた半年後になりますが、受け取り編として投稿したいと思います。

それでは今回も最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

スポンサーリンク

ABOUTこの記事をかいた人

台湾自由人

台湾人の奥さんとの結婚を機に台湾の台中にて生活をした後、家族揃って日本に移住。現在、神奈川県の湘南にてのんびりとした普段の生活と、台湾について主に綴ってます。更新頻度は不定期ですが備忘録も兼ねて綴っています。詳しいプロフィールこちらも見てください!http://freenist.com/profile